文部科学省では、民間企業の研究活動に関する調査を毎年実施しています。調査は、研究開発を行う民間企業を対象として、研究開発の具体的な手法や研究開発者の状況などを中心に行っています。2019年度は、SDGs(持続可能な開発目標)への対応のための研究開発に関する調査も実施されました。
THE大学インパクトランキング2020が発表される
大学によるSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)への貢献度をランク付けした「THE大学インパクトランキング2020」が発表されました。最も貢献度の高かった大学は、ニュージーランドのオークランド大学でした。2位はオーストラリアのシドニー大学、3位は同じくオーストラリアのウェスタンシドニー大学でした。日本の大学は、北海道大学(76位)が最も上位にランキングされました。
2020 Gloabal 100に日本の企業6社がランクイン
カナダのコーポレートナイツ社は、世界のさまざまな業界の大企業約7400を対象に、環境や社会、ガバナンス(ESG)の観点から持続可能性を評価した「2020 Gloabal 100」を発表しました。
上位10社はどのような企業なのか、顔ぶれを見ていきましょう。また、上位100社にランクインした日本企業についても見ていきましょう。
2020年SDGs達成度・地域別ランキングまとめ
持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)は2020年6月、世界各国における持続可能な開発目標(SDGs)の達成度ランキング「持続可能な開発報告書2020(Sustainable Development Report)」を発表しました。
世界の地域ごとのSDGsの達成度について見ていきましょう。
SDGs達成度世界ランキング、2020年日本は17位
2020年6月、持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)は、SDGsの達成度を調査したレポート「持続可能な開発報告書2020(Sustainable Development Report)」を公表しました。「持続可能な開発報告書」は、その年の世界各国におけるSDGsの達成状況をまとめた調査レポートです。
2020年の世界各国におけるSDGsの目標達成状況を見ていきましょう。
SDGs 17のゴールを目指す企業・団体を表彰する「ジャパンSDGsアワード」とは?
2016年日本政府は、国連が採択した持続可能な開発目標(SDGs)の施策実施に向けて、「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」を設置しました。推進本部の本部長は内閣総理大臣が務めます。
持続可能な開発目標(SDGs)推進本部の取り組みの1つに、「ジャパンSDGsアワード」があります。ジャパンSDGsアワードは毎年1回開催され、SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業や団体を幅広く募り表彰するというものです。これまでにどのような企業・団体が受賞したのか、またどのような取組を行っているのか見ていきましょう。
SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標はどこまで達成されたのか
2015年に開催された、国連の「持続可能な開発サミット」において「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。アジェンダには、2030年に向けての人類がとるべき行動計画として17の目標が掲げられました。これらの目標を「持続可能な開発目標」(SDGs)といい、いま、まさにその計画が実行されているのです。
持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)では、世界各国のSDGsの進捗状況を毎年発表しています。2019年の時点でどの程度まで目標が達成されたのか見てみましょう。
SDGs(持続可能な開発目標)の進捗状況と今後の見通し
2015年、国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている持続可能な開発目標(SDGs)には、貧困や飢餓の解消、気候変動への対策、男女平等など、17の目標が掲げられています。国連(国際連合)では2019年に、これらの目標についての進捗状況や今後の見通しについて発表しています。どの程度進んでいるのか見ていきましょう。
「SDGs未来都市」に選定された町・村の取り組み
2019年7月、内閣府は全国の都道府県、および市町村の中から「令和元年度SDGs未来都市」を選定しました。SDGs未来都市とは、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に沿った取り組みをしている都市や地域のうち、経済、社会、環境の3つの側面でポテンシャルが高いと認められた都市や地域のことです。2019年度(令和元年度)は、SDGs未来都市として3つの県と19の市、7つの町、2つの村の合計31都市が選定されました。
SDGs未来都市に選定された31都市の中で、自治体の規模が比較的小さい7つの町と2つの村について、どのような取り組みを行っているのか見ていきましょう。
SDGs 17の目標達成に向けたアンケート調査「MY WORLD 2030」とは
2015年、国連本部において持続可能な開発サミットが開催され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。アジェンダに掲げられている目標が「SDGs(持続可能な開発目標)」です。国連では、SDGsの達成期限である2030年までに、より多くの国々、より多くの人々からの声を聞くために「MY WORLD 2030」アンケート調査を開始しました。
アンケート調査は3問あり、SDGsに対する認知度や、自分が課題としているグローバル目標は何か、といった内容です。国連のWebサイト「MY WORLD 2030」から回答することができます。2019年6月の時点で40万人以上からの回答が寄せられています。どのような調査結果が出ているのか見てみましょう。
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