高校探究学習科目の学習指導要領コードの見方(1)

文部科学省は、教育ビッグデータの在り方について、収集するデータの種類や単位などを揃えることが必要不可欠であるとして「教育データの標準化」を進めています。学習指導要領についても取り組みが進められ、2020年10月に内容や単元等に共通のコードが付与されました。

学習指導要領のコードにはどのような意味があるのでしょうか。高校の探究学習科目を中心に、今回はコードの前半部分を見ていきます。

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学習指導要領のコード化とは? 「総合的な探究の時間」のコードは?

2020年10月、文部科学省は、教育データを効果的に利活用するための環境整備の一環として学習指導要領をコード化しました。学習指導要領のコード化とは、学習指導要領に書かれている1つ1つの項目にユニークな文字コードを付与することです。例えば、高校の総合的な探究の時間の「第1 目標」には「84M0100000000000」という16桁のコードが付与されました。

コード化することによって、学年間・教科等間を見渡したカリキュラム・マネジメントの推進やデジタルアーカイブと学習指導要領との紐づけ、教科書や副教材のデータベース化、参考書や指導資料のデータベース化などの効果が期待されます。

16桁のコードはどのような意味を持っているのでしょうか。「総合的な探究の時間」と「総合的な学習の時間」のコードはどのようになっているのか見てみましょう。

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探究学習科目「総合的な探究の時間」はどのようにして生まれたのか

学習指導要領の改訂により、2022年度から高校の「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に変わります。「探究」のキーワードは、日常生活において見たり聞いたりする機会はあまり多くありませ。しかし、2020年7月に藤井聡太七段(当時)が棋聖戦を制した時の記念色紙に書いたことから注目されました。コロナ禍がなければ、2020年流行語大賞の有力候補になっていたかもしれません。

探究学習科目の「総合的な探究の時間」は、英語や数学のように学年末テストは実施されないため、成績表に評価を記さない学校もありません。大学受験の科目として採用されていないこともあり、何のための学習なのか、目的がわからないまま授業に参加する生徒、教員も少なくありません。

探究学習科目の「総合的な探究の時間」はどのようにして生まれ、今に至っているのでしょうか。

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探究学習の新しい学習様式とは

2020年の新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、2020年3月2日から春休みに入るまでの間、全国のすべての小学校、中学校、高等学校などが臨時休校になりました。その間に実施される入学試験や卒業式などは、感染防止のための措置や必要最小限の人数で行うことが求められました。また、企業や行政機関に対しては、児童・生徒の保護者が休みを取りやすいよう配慮することが求められました。

コロナ禍における生徒の学習形態はガラリと変わりました。オンライン授業を通した学習、Web教材やアプリを使った学習など、いわゆる「新しい学習様式」が導入されました。これを受けて文部科学省では、生徒が自宅で安心して活用できる教材や動画などを紹介する「子供の学び応援サイト」を開設しました。「総合的な学習の時間」「総合的な探究の時間」の科目についてもいくつかコンテンツが紹介されています。どのようなコンテンツがあるのか見ていきましょう。

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小学校の探究学習におすすめのテーマ

小学校の探究学習科目「総合的な学習の時間」の授業では、探究的な見方や考え方などをうまく働かせて横断的、かつ総合的な学習を行うとしています。また、課題を解決して、自己の生き方を考えていくための資質や能力を育成することを目指しています。

探究学習を進めるにあたっては、企業や団体と連携を図ったり、地域の教材や学習環境の積極的な活用などの工夫を行うことが学習指導要領により規定されています。企業や団体が提供する、小学校の探究学習におすすめのテーマを見ていきましょう。

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探究学習の授業を通して高校教師は何が変わったか

高校の探究学習科目「総合的な探究の時間」では、探究的な学習を実現するために「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」のプロセスを辿ります。生徒への評価は、「まとめ・表現」で判断するのではなく、すべてのプロセスにおける学習活動への関心や意欲、態度などを総合的に判断します。

総合的な探究の時間の授業は、生徒一人ひとりの新しい一面が見られる機会でもあります。先生の生徒に対する見方も変わってくることでしょう。探究学習の指導を通して先生は何が変わったのでしょうか。

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高校の探究学習の活動支援を行っている団体

高校の探究学習科目「総合的な探究の時間」の授業では、生徒一人ひとりの興味や関心に応じた学習活動を実現するために、教員以外の専門スタッフによる支援が求められています。学習指導要領解説では、「教員以外の専門スタッフも参画した『チームとしての学校』の実現を通じて、複雑化・多様化した課題の解決に取り組んだり、時間的・精神的な余裕を確保したりしていくことなどが重要である。」として、外部との連携の必要性に言及しています。

総合的な探究の時間の授業を実施するにあたり高校は、どのようなところから支援を受けているのでしょうか。見ていきましょう。

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探究学習の授業における、高校生の活動状況

高等学校における探究学習の授業は、日常生活や学校生活の中から自ら課題を見つけ出し、解決に向けて主体的、かつ協働的に取り組みながら進められていきます。生徒への評価はテストで行うことはなく、授業への取り組む姿勢を重視します。

高校生は、「総合的な探究の時間」などの探究学習科目に対してどのような気持ちで臨んでいるのでしょうか。

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小学校の探究学習科目「総合的な学習の時間」は、学習指導要領改訂でどのように変わるのか

2016年度に小学校学習指導要領が改訂され、周知・徹底期間や移行期間を経て、2020年度からは新しい学習指導要領のもとでの授業が始まります。

小学校の探究学習科目総合的な学習の時間」の授業では、児童自らが課題を設定して、課題解決に向けて情報を収集・整理したり分析したりして、課題解決のための資質・能力の育成を目的としています。新学習指導要領になって、「総合的な学習の時間」はどのように変わるのでしょうか。見ていきましょう。

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