探究学習の教育プログラムが探せる「学校と地域でつくる学びの未来」とは

文部科学省では、小学校や中学校、高等学校における探究学習を推進するために、教育プログラムに関する情報を提供するWebサイト「学校と地域でつくる学びの未来」を開設しました。

Webサイトを通して、さまざまな探究学習の教育プログラムを知ることができます。目当ての教育プログラムが見つかったら、直接提供者と交渉し依頼することもできます。また、「こんな教育プログラムを探している」「探究学習でこんな支援を受けたい」といった要望を企業等に出すこともできます。

「学校と地域でつくる学びの未来」にはどのような探究学習の教育プログラムが登録されているのでしょうか。見てみましょう。

探究学習の教育プログラムの探し方

探究学習の教育プログラムは、「教育プログラムを探す」のページから探し出すことができます。2019年11月現在、およそ350の教育プログラムが登録されています。この中から、実施エリアや学習テーマ、教科、対象学年などで絞り込むことができます。検索条件が豊富に用意されていて、目的の教育プログラムが見つけやすくなっています。

学習テーマでは、オリンピック・パラリンピックやSDGs・ESDなど、最近話題になっているテーマから探し出すことができます。教科では、総合的な学習の時間以外でも使える教育プログラムが用意されています。なお、教科の選択肢にある「総合的学習の時間」(「な」の語が入っていない項目)を選択しても何も表示されませんので、キーワードに「総合的な学習の時間」を入力して検索するとよいでしょう(2019年11月現在)。

検索条件

  • 実施エリア
    全国、北海道・東北地方、関東地方、中部地方、関西地方、中国・四国地方、九州・沖縄地方
  • 学習テーマ
    知財創造教育、環境教育、食育、地域理解、福祉・医療・介護、情報教育・プログラミング、野外体験、職業教育・キャリア教育、金融・経済、国際理解、生活習慣、ものづくり、理科実験、外国語、礼儀・道徳・倫理、情報モラル・リテラシー、伝統・文化、安全・防災、スポーツ、オリンピック・パラリンピック、社会課題解決、知的財産権、SDGs・ESD、その他
  • 教材
    小学校の教科
    国語、算数、社会、理科、生活、図画工作、家庭、体育、道徳、外国語活動、総合的学習の時間、特別活動
    中学校の教科
    国語、数学、社会、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語、道徳、総合的学習の時間、特別活動
    高校の教科
    国語、数学、地理歴史、公民、理科、保健体育、芸術(音楽・美術・工芸・書道)、外国語、家庭、情報、総合的学習の時間、特別活動、主として専門学科において開設される各教科
  • 対象学年
    幼稚園・保育園、小学校1年生~6年生、中学校1年生~3年生、高校1年生~3年生、特別支援学校
  • 開催可能日
    学校の授業、放課後、土曜日、日曜日、祝祭日、春休み、夏休み、冬休み
  • その他の特徴
    施設体験・見学、教材提供
  • 費用
    すべて無料、講師の交通費のみ、材料費・教材費のみ、問わない
  • キーワード
    任意の文字

探究学習の教育プログラムの内訳

下のグラフは、「学校と地域でつくる学びの未来」に登録されている教育プログラムのうち、小学校、中学校における「総合的な学習の時間」や、高校の「総合的な探究の時間」で使える教育プログラムの内訳を示したものです。

最も多かったのは「職業教育・キャリア教育」をテーマにした教育プログラムでした。アマゾンジャパン合同会社では、通信販売で注文した商品が、どのようにして届けられるのかを最新技術や物流の面から学べるプログラムを提供しています。また、ANAホールディングス株式会社では、ANAの仕事が体験できるプログラムを提供しています。

他には、「環境教育」「ものづくり」に関する教育プログラムが多く登録されています。

※「学校と地域でつくる学びの未来」(文部科学省)を元に加工

 

オリンピック・パラリンピックに関する探究学習の教育プログラムは10件登録されています。日本スポーツボランティアネットワークの提供する教育プログラムでは、スポーツボランティアの活動について学んだり、「給水ボランティア」「伴走ボランティア」を実際に体験したりすることができます。また、ジュニアマナーズ協会の教育プログラムでは、 オリンピック・パラリンピックに向けて、これだけは子どものうちに身につけておきたいマナーを学んだり、やってはいけない仕草、公共の場におけるマナーなどをゲームを通して学ぶことができます。

関連サイト

「探究」の意味とは?「探究的な学習」とは何か?