「アクティブラーニング」「探究学習」「PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング」「キャリア教育」「主体的で対話的な深い学び」といったキーワードを、ニュースや、学校などの教育現場でも、ちらほらと耳にするようになって来ました。せっかく学んだからには。その成果を競い合ったり発表し合ったりする場もあった方が良いですよね?今回は、そうした場となるような大会やコンテストをまとめてみました。
Change Maker Awards(中高生の英語プレゼンコンテスト)
探究学習の成果を英語でプレゼンテーションの形で、発表し競い合う、コンテストです。本協会(英語4技能・探究学習推進協会)が主催のコンテストです。中学生と高校生が出場できます。
MONO-COTO INNOVATION
アイデアをカタチにして競い合う創造力の甲子園
株式会社 Curio Schoolが運営。企業からテーマを出題し、企業の担当者によるメンタリングを通じて、実際のプロトタイプを作り、その成果を競い合うコンテスト。デザイン思考を取り入れているのも特徴で、2017年にグッド・デザイン賞を受賞しています。
科学の甲子園(科学技術振興機構)
高校生が対象。各都道府県の教育委員会が都道府県大会を開催。、実験、実習、考察等、及び科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を競う全国大会。
QUEST CUP
全国140校、約2万5千人の小中高生が、実在の企業や社会、先人を題材に、
答えのない課題に取り組む「クエストエデュケーション」。仲間と共に話し合い、考え抜き、
生み出した探究の成果を、選ばれた代表チームが、社会に向けて発信します。
キャリア甲子園
キャリア甲子園は、高校内授業で取り入れる事ができる、キャリア教育プログラムです。企業からの課題に、チームで挑みます。
全国中学高校Webコンテスト ~探究・協調学習の過程と成果をWebサイトに~
当コンテストは1996年に米国でスタートしたICTを活用したアクティブラーニングの決定版です。日本では1998年から開催しており、上位入賞者には、文部科学大臣賞をはじめとする大臣賞が授与されます。
地域限定の大会やコンテストもある
はまっ子未来カンパニープロジェクト(起業家コンテスト)
学校と外部機関等が連携して社会課題を解決する取り組みを通して、横浜らしいキャリア教育「自分づくり教育」をより推進していくことを目的としています。横浜市の取り組みです。
「結いのまち飯田」キャリア教育作文コンクール(第8回)
長野県 飯田市教育委員会が主催。小学校の部、中・高等学校の部あり。作文のコンクールとなっているみたいです。
福岡県立高校『新たな学びプロジェクト』実践発表会
アクティブラーニングに関する福岡県の県立高校の実践事例の発表会のようです。
探究学習成果発表大会(山口県)
理数科の高校生による昨年度までの「山口県理数教育研究大会」を発展的に改編し、理数科以外の学科の高校生も対象として、自然科学分野及び人文社会科学分野に関する課題研究等の探究的な学習の成果を発表する場としたものです。とのことです。理数系のテーマが中心のようです。
2022年から年次進行で高校において「主体的・対話的で深い学び」を実現するための「探究科目」が新設されて行きます。それに合わせてこれからこうした大会やコンテストも少しづつ増えてくるのではないでしょうか?