【実践例】田代中学校の探究学習発表会

鹿児島県錦江町の田代中学校では、全校生徒41人が半年かけて探究したテーマの成果を発表する会が開催された。この「TJK」(田代自己課題解決)プログラムは2020年度に始まり、生徒たちは自らテーマを見つけ、26時間をかけて研究を深めた。発表会では、お茶を使った新商品開発や昆虫食の提案など、多彩な内容が披露された。生徒たちは、地元の湧き水の評価や昆虫食の試食結果を発表し、地域資源の新たな可能性を探究した。指導教諭は、実践を通じて得た知識や経験を共有し、共感できる仲間を増やすことの重要性を強調した。

探究学習白書